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私のLinux活用記録

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項目

kh07-01[Kondara MNU/Linux 2000]
kh07-02[cdrecord 使用方法]
kh07-03[X-CD-Roast]
kh07-04[smp-fb の解除方法]
kh07-05[Vine Linux 2.1]
kh07-06[ide-scsi エミュレーション]

 

[Kondara MNU/Linux 2000]

追記:2000年11月18日

Kondara MNU/Linux 2000 が公開されました。 Kondara MNU/linux 1.2 がベースになっているようですが、ATA66 がサポートされているとのことで、早速インストールしてみました。私のマシンは、Gateway GP7-450 で、Promise Ultra66 IDE コントローラーカードが装着されているのですが、今まではこれが使用できず、通常の EIDE 接続で EIDE ハードディスクを使用していました。Kondara MNU/Linux 2000 でようやく Promise Ultra66 コントローラカードが使えるようになりました。

Kondara MNU/linux 2000 は、Linux magazine 2000/10号 付録の FTP 版を試用しました。
以下、インストール、カーネルの再構築、その他気づいた点について記述します。

kh07-01.01 機器構成
kh07-01.02 インストール
kh07-01.03 カーネル&モジュールの再構築
kh07-01.04 LILO の設定
kh07-01.05 カーネル再構築後の若干の追加設定
kh07-01.06 SCSI エミュレーションによる CD-ROM & CD-R/RW の認識
kh07-01.07 その他

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機器構成

■機種
Gateway GP7-450
■CPU
Intel Pentium3 450MHz
■HDD
EIDE 13GB  (Promise Ultra66 IDE コントローラカードに接続)
マザーボードのIDEコネクター(プライマリ)から HDD へ接続しているフラットケーブルを取り外し、Promise Ultra66 IDE コントローラカードの IDEコネクター(プライマリ)から HDD へフラットケーブルを接続します。
■SCSI Card
I/O DATA 製 SC-PCI
■SCSI HDD
I/O DATA 製 HDVS-U4.3G
■CD-ROM
IDE ATAPI 2.6
■CD-R/RW
RICOH MP7040A(バルク) ATAPI接続
■Video Card
nVidia Riva TNT 16MB AGP Video Card
■Monitor
Gateway VX700
解像度 Max 1600x1200(ノンインターレース)
垂直走査周波数 50-130Hz
■Sound Card
Sound Blaster Audio PCI 64D
■Modem
I/O DFML-560E(Seirial Port接続、外付け)/COM1
■Printer
CanonBJ-15vPro

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インストール

Kondara MNU/Linux 1.1 or Kondara MNU/Linux 1.2  と同じ要領でインストールします。
■注意
promise Ultra66 IDE コントローラーカードに接続した HDD は、/dev/hde として認識されます。インストール時の LILO インストール先は、/dev/hdeを選択する必要があります。
コンピューターを再起動すれば特に何の問題もなく、Linux が起動しますし、全てのハードウエアが有効に動作します。ただし、EIDE HDD は、UDMA(66) ではなく、UDMA(33) として認識されています。UDMA(66) で使うには、もう一工夫する必要があるようです。

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カーネル&モジュールの再構築

PPP-Server構築および、CD-R/RW を有効にするための SCSI エミュレーションに必要なカーネルの再構築を行います。
カーネルオプションは以下の通りです。

■PPP Server
[Networking Option]/[IP advanced router] n-->y
[File System]/[Proc filesysrem] y
[General setup]/[Sysctl suport] y
[Network device support]/[Dummy net driver support] m-->y
[Network device support]/[PPP Suport] m-->y
[Network device support]/[SLIP Support] m-->y

■CD-R/RW SCSI Emulation
[Block device]/[Enhanced IDE/MFM/RLL disk/cdrom/tape/floppy support] y
[Block device]/[Include IDE/ATAPI CDROM support] m-->n <== 注意
[Block device]/[SCSI emulation support] m-->y
[Block device]/[Loopback device support] m--y
[SCSI support]/[SCSI support] y
[SCSI support]/[SCSI CD-ROM support] m-->y
[SCSI support]/[Enable vendor-specific extentions(for SCSI CDROM)] y
[SCSI support]/[SCSI generic support] m-->y
[File System]/[ISO 9660 CDROM filesystem support] m-->y
[File System]/[Microsoft Joliet CDROM extentions] y

■SCSI driver
[SCSI low-level driver]/[NCR 53c8xx SCSI Support] m-->y
□注意
[SCSI low-level driver]/[NCR 53c8xx SCSI Support] は、SCSI Card 用ドライバで、インストール時はモジュールで設定されていますが、カーネル再構築では、カーネルに組み込まないと起動に失敗します。

■カーネル&モジュール再構築手順
# cd /usr/src/linux
# make xconfig
現在のカーネルオプションをファイルに保存
[Store Configration to File]-->[Enter filename]/root/.config-->[OK]
# make mrproper
# make xconfig
保存したカーネルオプションをファイルから読み込み
[Load Configuration from File]-->[Enter filename]/root/.config-->[OK]
新しいカーネルオプション設定
新しいカーネルオプションを保存
[Save and Exit]-->[OK]
# make dep
# make clean
# make bzImage
# make modules
# make modules_install
# cp /usr/src/linux/arch/i386/boot/bzImage /boot/vmlinuz-2.2.16-5k

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LILO の設定

■/etc/lilo.conf 編集
boot=/dev/hde
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=100
default=linux
image=/boot/vmlinuz-2.2.16-5k
  label=linux
  initrd=/boot/initrd-2.2.16-5k.img
  read-only
  root=/dev/hde5
other=/dev/sda5
  label=dos

# /sbin/lilo

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カーネル再構築後の若干の追加設定

追記:2000年11月18日

上記操作後、再起動すれば問題なく起動しますが、起動画面とメッセージがカーネル再構築前と若干異なっています。

■起動画面
再構築前  Console: colour VGA+ 80x25
再構築後  Console: switching to colour frame buffer device 80x30

■再構築後の起動画面で
/lib/ncr53c8xx........ unresolved.........
というメッセージが何行も表示されますが、特に支障は起こりません。

■起動カーネル
再構築前  Kernel-2.2.16-5k
再構築後  Kernel-2.2.16-5ksmp-fb
initrd を Kernel-2.2.16-5ksmp-fb に合わせた方がよいと思い、以下の設定変更を行いました。
# /sbin/mkinitrd /boot/initrd-2.2.16-5ksmp-fb.img 2.2.16-5ksmp-fb
上記で、 /boot/initrd-2.2.16-5ksmp-fb.img が生成します。

■shutdown
X-Window のシャットダウン(Halt)で、電源が OFF になりません。
[Kondara-users.ja:02630]によると、smp では、/etc/lilo.conf に以下を追記する必要があるようです。
append="apm=power-off"

■/etc/lilo.conf を以下のように編集します。
boot=/dev/hde
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=100
default=linux
image=/boot/vmlinuz-2.2.16-5k
  label=linux
  initrd=/boot/initrd-2.2.16-5ksmp-fb.img
  read-only
  root=/dev/hde5
  append="apm=power-off"
other=/dev/sda5
  label=dos

# /sbin/lilo

結果は、ほとんど変更前と同じですが、 起動画面のメッセージ表示が早くなって、/lib/ncr53c8xx........  unresolved.........  というメッセージが読みとれなくなりました。

追記(2000.11.18)
その後、/etc/lilo.conf で指定する vmlinuzも smp に変更した方が良いと思い、
# cp /usr/src/linux/arch/i386/boot/bzImage /boot/vmlinuz-2.2.16-5ksmp-fb
にて、カーネルイメージを vmlinuz-2.2.16-5ksmp-fb に変更しました。
/etc/lilo.conf は、以下のようになります。
boot=/dev/hde
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=100
default=linux
image=/boot/vmlinuz-2.2.16-5ksmp-fb
  label=linux
  initrd=/boot/initrd-2.2.16-5ksmp-fb.img
  read-only
  root=/dev/hde5
  append="apm=power-off"
other=/dev/sda5
  label=dos

# /sbin/lilo

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SCSI エミュレーションによる CD-ROM & CD-R/RW の認識

CD-ROM & CD-R/RW は、 ATAPI 仕様なので、SCSIエミュレーションでは設定を変更しないと認識されません。
/etc/fstab は通常以下の設定になっています。
/dev/cdrom     /mnt/cdrom     iso9660    user,noauto,ro 0 0
/dev/cdrom1    /mnt/cdrom1    iso9660    user,noauto,ro 0 0
ここでは、CD-ROM:/dev/cdrom  CD-R/RW:/dev/cdrom1 です。
以下の設定を行います。
# rm /dev/cdrom
# ln -s /dev/scd0 /dev/cdrom
# rm /dev/cdrom1
# ln -s /dev/sr15 /dev/cdrom1

上記設定で、/etc/fstab を変更せずに、SCSI エミュレーションが有効になります。
cdrecord によって、CD-R/RW で CDの作成が可能になります。詳細は別途記載予定です。

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その他

追記:2000年10年19日

■Emacs & Mew
Linux magazine 2000/10月号付録の FTP 版では、Emacs と Mew が収録されていません。
日経 Linux 2000/9月号付録の Kondara MNU/Linux 1.2 FTP 版収録の以下の RPM からEmacs と Mew をインストールしました。
/cdrom/Kondara/RPMS/emacs-20.6-1cws3.i586.rpm
/cdrom/Kondara/RPMS/mew-common-1.94.2-1.i586.rpm
/cdrom/Kondara/RPMS/mew-el-emacs-1.94.2-1.noarch.rpm

■ランダムスクリーンセーバー
[GNOME コントロールセンター]-->[スクリーンセーバー] --> [ランダムスクリーンセーバー]を選択しているのに、スクリーンセーバーが起動されず設定時間がくると画面が暗くなるだけです。ふむー、どうすればいいのだ。

□[対策]2000.09.25
何故か、Kondara MNU/Linux 2000 FTP版でインストールされている xscreensaver は、以下の通りです。
xscreensaver-3.23-1k5.i586.rpm
xscreensaver-gl-3.23-1k5.i586.rpm
xscreensaver-kde-3.23-1k5.i586.rpm
Kondara MNU/Linux 1.2 FTP版 に収録されている xscreensaver にアップデートすることによって、正常にスクリーンセーバーが起動します。
# rpm -Uvh xscreensaver-3.23-1k6.i586.rpm
# rpm -Uvh xscreensaver-gl-3.23-1k6.i586.rpm
# rpm -Uvh xscreensaver-kde-3.23-1k6.i586.rpm

■vfat の日本語表示(2000.10.19)
vfat(hde1/Windows)のファイル名、ディレクトリ名が日本語表示されません。
http://www.kondara.org/docs/Kondara-FAQ/Kondara-FAQ-10.html#ss10.3
[10.3 Windows のパーティションの日本語ファイル名が読めない] に以下の記述があります。

□mountの指定方法
mount -t vfat -o codepage=932,iocharset=euc-jp /dev/hda1 /dos1
kernel 2.2.16までは、
/etc/modules.confに
alias nls_cp932 nls_cp932_euc_jp と追加する必要があるかもしれない

□□上記を参考に、/etc/fatab を以下のように編集しました。
/dev/hde1 /mnt/hde1 vfat exec,dev,suid,uid=500,gid=500,umask=2,rw,\
codepage=932,iocharset=euc-jp 1 1
Kondara MNU/Linux2000 では、/etc/modules.conf が存在しませんので、新規に作成し
alias nls_cp932 nls_cp932_euc_jp と記述しました。
しかし、Linux起動時に /etc/modules.conf を削除するよう警告が出るので、もう一度削除しました。

□□[vine-users:023398] Re: linux-2.2.16 (NLS) に以下の記述があります。
/etc/modules.conf 又は /etc/conf.modules に
alias nls_cp932 nls_cp932_euc_jp と追加する。/etc/conf.modules を確認すると、すでにこの記述が入っています。今のところ、この方法で日本語表示(半角カタカナも含めて)が可能になっています。

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[cdrecord 使用方法]

訂正:2000年11月21日

cdrecord は、コマンドベースの CD-Writer です。豊富な機能を備えているようですが、とりあえずは、iso-9660フォーマットデータをマルチセッション(複数回書き込み)で書き込む方法を試みました。

■参考
□日経 Linux 1999/12月号 P62
□http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/CD-Writing-HOWTO.txt

ATAPI 接続 CD-R/RW の設定
ATAPI 接続の CD-R/RW の場合、SCSI エミュレーションのカーネル再構築が必要になります。設定方法は、kh07-01[Kondara MNU/Linux 2000] を参照してください。

追記(2001.09.29)
カーネル再構築を行わずに、モジュールのロードだけで SCSI エミュレーションを有効する方法があることが判りました。方法は、以下を参照して下さい。
kh07-06[ide-scsi エミュレーション]

cdrecord のインストール
Kondara MNU/Linux 2000 では、[全部インストール] を選んでおけば、デフォルトでインストールされています。

cdrecord の設定
ユーザー権限で使用するには、以下の設定を行います。
# chmod 4755 /usr/bin/cdrecord

最初の書き込み(マルチセッション)(2000.11.21 訂正)
最初に書き込みたいディレクトリ&ファイルを適当なディレクトリにコピーします。今回は ~/backup にコピーすることにします。
$ cp -a FILE_NAME(or DIRECTORY_NAME) ~/backup
~/backup の内容を iso-9660 ファイルイメージに変換します。
$ mkisofs -r -J -o cdimage ~/backup/
$ su
$ cdrecord -v dev=1,1,0 speed=4 -multi (-dummy) -data cdimage

■[注]
□cdimage は、以下のように確認できます。
# mount -o loop cdimage /tmp/cdrom
# ls /tmp/cdrom
# umount /tmp/cdrom

□dev=1,1,0 の値は、以下の方法で確認します。
# cdrecord -scanbus
上記コマンドで返される値を参照して、使用している CD-R/RW の機種名に相当する値を dev=x,y,z とします。

□テスト書き込みを行う場合には、-dummy オプションを使用します。

データの追加書き込み(2000.11.18 訂正)
$ cp -a FILE_NAME(or DIRECTORY_NAME) ~/backup/
$ cdrecord dev=1,1,0 -msinfo
OUTPUT_DATA
上記 $ cdrecord dev=1,1,0 -msinfo でアウトプットされた OUTPUT_DATAを以下のコマンドの引数に用います
$ su
# mkisofs -r -J -o cdimage -C OUTPUT_DATA -M /dev/cdrom1 /home/USER_NAME/backup
上記 コマンドをユーザー権限で、以下のように実行するとエラーがでます。
$ mkisofs -r -J -o cdimage -C OUTPUT_DATA -M /dev/cdrom1 ~/backup/
多分 /dev/cdrom1 をアクセスできないことによるものと思います。
以下、ルート権限のまま実行しました。
# cdrecord -v dev=1,1,0 speed=4 -multi (-dummy) -data cdimage

[訂正](2000.11.16)
データの追加書き込みはできるのですが、2回目以降の書き込みを読むことができません。
MS-Windows で読むと、逆に最後のセッションだけ読むことができます。どうも、カーネルのエラーということらしいのですが、早く直してもらいたいものです。

[参考](2000.11.18)
Kondara メーリングリスト(kondara MNU/Linux 2000 のカーネルエラーについて)
[Kondara-users.ja:04481]
[Kondara-users.ja:04483]
[Kondara-users.ja:04487]
[Kondara-users.ja:04499]
[Kondara-users.ja:04503]
[Kondara-users.ja:04504]
[Kondara-users.ja:04505]
[Kondara-users.ja:04506]
[Kondara-users.ja:04508]
[Kondara-users.ja:04509]
[Kondara-users.ja:04513]

[対策](2000.11.18)
上記 kondaraメーリングリストには、対策が記載されているのですが、マルチセッションのカーネルパッチをはずす必要があります。
私の手には負えないので、元の Kondara MNU/Linux 1.1 に戻すことにしました。
Kondara MNU/Linux 1.1 では、マルチセッションでも正常な書き込みと読み出しができました。

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[X-CD-Roast]

作成:2000年11月12日

X-CD-Roast は、CD-R/RW を使って、データCD、音楽CD のコピーと、iso-9660形式データの書き込みを行うソフトです。以下、X-CD-Roastのインストール、設定を中心に記述します。
ただし、1回の書き込みしかできませんので、iso-9660形式データを何度も追記していくには、コマンドを使って書き込みを行う cdrecord を使用する必要があります。詳細は、
kh07-02[cdrecord 使用方法] を参照してください。

rpm パッケージを入手できる URL
http://www.xcdroast.org/
http://www.fh-muenchen.de/home/ze/rz/services/projects/\
xcdroast/old_e_xcdroast-0.96e.html

rmp パッケージ
xcdroast-0.96e-1.i386.rh52.rpm
or
xcdroast-0.96ex-1.rh61.i386.rpm

参考
http://homepage1.nifty.com/~heppoko/linux/main.html

インストール方法
今回は、xcdroast-0.96e-1.i386.rh52.rpm を使用しました。
# rpm -i xcdroast-0.96e-1.i386.rh52.rpm
or
# rpm -ivh xcdroast-0.96e-1.i386.rh52.rpm

ユーザー使用権限設定
# chmod 4755 /usr/bin/cdrecord
# chmod 4755 /usr/bin/xcdroast

起動
$ xcdroast

初期設定
■[Setup]-->[CD Setup]
□[CD-Writer-Device]
CD-R/RW 用の機種を選択します。該当機種が表示されない場合は、CD-R/RW が認識されていません。ATAPI 接続 CD-R/RW の場合は、SCSI エミュレーションが有効になっていないといけません。詳細は、kh07-01[Kondara MNU/Linux 2000] を参照してください。

□[CD-Writer Speed]
CD-R/RW の書き込み速度を選択します。今回は、4x を選択しました。

□[Data-Read-Device]
CD-ROM 用の機種を選択します。CD-R/RW 用の機種と兼用しても OK でしょう。

□[Audio-Read-Device]
上記 [Data-Read-Device] と同様です。

■[Setup]-->[HD Setup]
□[Image-Partition 1]
[Select]ボタンを押下して、パーティションリストからパーティションを選びます。
今回は、/dev/sda5 を選択しました。

□[Image-Mountpoint]
[Browse] ボタンを押下し、適当なディレクトリを選択します。今回は、/mnt/sda5 を選択しました。

■その他の設定は、デフォルトのままで OK です。

■[Save] --> [Done]

使用方法
使用方法は、http://homepage1.nifty.com/~heppoko/linux/main.html を参照するとよいでしょう。

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[smp-fb の解除]

作成:2000年11月12日

kh07-01[Kondara MNU/Linux 2000] に記述したカーネル再構築では、何故か、カーネルが勝手に Kernel 2.2.16-5k から Kernel 2.2.16-5ksmp-fb になってしまいます。
SMP(Symetric Multi-Processors)は、マルチプロセッサーを駆動するためのカーネル設定のようですので、当面私のマシーンには必要ない機能です。smp-fb でも実害はないのですが、元へもどすために再度カーネル再構築を試みました。

参考
■/usr/doc/FAQ/txt/SMP-FAQ
■http://www.phy.duke.edu/brahma/smp-faq/

/usr/src/linux/Makefile の編集
/usr/doc/FAQ/txt/SMP-FAQ によりますと、Comment the SMP=1 line in the Makefile とあります。/usr/src/linux/Makefile にはこのような記述がないのですが、以下の記述がこれに相当するのではないかと考え、これを書き換えてカーネルの再構築を行いました。
/usr/src/linux/Makefile の元の記述(4行目)
EXTRAVERSION = -5ksmp-fb
/usr/src/linux/Makefile 編集後の記述(4行目)
EXTRAVERSION = -5k

カーネルオプションの変更
[Processor type and features][Symmetric multi-processing support] y-->n

カーネルイメージのコピー
# cp /usr/src/linux/arch/i386/boot/bzImage /boot/vmlinuz-2.2.16-5k

lilo.conf の設定
boot=/dev/hde
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=100
default=linux
image=/boot/vmlinuz-2.2.16-5k
  label=linux
  initrd=/boot/initrd-2.2.16-5k.img
  read-only
  root=/dev/hde5
other=/dev/sda5
  label=dos

# /sbin/lilo

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[Vine Linux2.1]

訂正:2001年05月19日

日経 Linux 2001/2月号付録の Vine Linux2.1 をインストールし、試用してみました。
vfat のロングファイル名エラー、Emacs、Xemacs、Mew の若干の設定等について記述しました。

Vine Linux2.1 の特徴
これまで使っていた、Kondara MNU/Linux 1.1 に比べて、以下の機能が異なっているようです。

■カーネル
2.2.17(一部USB機器が利用可能)
■LILO
グラフィカル
■標準メーラ
sylpheed を採用
■メールサーバ
sendmail から postfix に変更
■FTP サーバ
wu-ftpd から proftpd に変更
■全文検索エンジン
namazu バージョン2を採用
■テキストブラウザ
lynx から w3m に変更
■標準日本語ロケール名(LANG)
ja_JP.ujis から ja_JP.eucJP に変更
■リモートシェル
openssh

詳細は、http://vinelinux.org/documentations.html を参照してください。

現在、Kondara MNU/Linux 1.1 で、FTP サーバ、DNS サーバ、ダイアルアップルータ、PPP サーバ(リモートアクセスサーバ)を設定し、ftp、telnet、http、rlogin を使っていますが、Vine Linux2.1 に乗り換えるには、proftpd、openssh等の設定を勉強する必要がありそうです。
当面は、ローカルホストのテスト環境下で、PPxP、Xemacs、Emacs、Mew を用いて、 電子メール送受信、ドキュメント作成等に使用することにしました。
Xemacs も Emacs もずいぶんカラフルで使いやすくなっています。特に Xemacs は、C-s で日本語検索ができるのがありがたいです。また、テキストブラウザが w3m に変更されており、せっかくlynx に慣れたところですが、w3m の使い方も勉強の必要があります。

vfat のロングファイル名の問題
vfat(/mnt/hda1 & /mnt/sda5) で、既存のロングファイル名や日本語ファイル名は正常に表示されますが、新規にロングファイル名(orディレクトリ名)を登録するとエラーとなります。対策として、以下の設定を行いました。

参考:[vine-users:029055] Re: Vine-2.1のvfatが変

■/etc/fstab の vfat option に codepage=932,iocharset=euc-jp を書き加えます。
/dev/hda1 /mnt/hda1 vfat exec,dev,suid,rw,uid=500,gid=500,umask=2,→
→codepage=932,iocharset=euc-jp 0 0
/dev/sda5 /mnt/sda5 vfat exec,dev,suid,rw,uid=500,gid=500,umask=2,→
→codepage=932,iocharset=euc-jp 0 0

■/etc/conf.modules の alias nls_cp932 nls_cp932_euc_jp という記述をコメント行に変更します。

[追記](2001.03.11)
その後、何度か vfat(/mnt/sda5)への書き込み、コピーなどを行った結果では、必ずしも完全にエラーが直っていないようです。どういう時にエラーになるのかはっきりしないのですが、上記対策だけでは完全ではないようです。

Emacs、Xemacs の設定(2001.05.19 訂正)
Emacs、Xemacs ともデフォルトでインストールされていますので、ユーザー権限で起動するとデフォルトの設定ファイルが生成します。

■Emacs と Xemacs の設定ファイル切替えは、~/.emacs で設定されています。

■Emacs のウィンドウサイズ変更は、~/.Xdefaults で行います。
emacs.geometry: 100x40

■Xemacs のウィンドウサイズ変更は、~/.xemacs.el で行います。

;;;画面の色(カーソル:暗い赤色)、サイズ(横:80桁、縦:40行)
(setq default-frame-alist (append (list '(cursor-color . "darkred")
                                     '(width . 100)
                                     '(height . 40))
                               default-frame-alist))
■Emacs、Xemacs のフォントサイズは ~/.emacs-color.el で設定します。
;------------------------------------------------------------
; フォントの大きさの設定 10,12,14,16,18,20,24 から選べます
;------------------------------------------------------------
(setq defaults-fontset "fontset-14")
■C-x t を insert-current-time として定義します。
以下の記述を、~/.emacs.el および ~/.xemacs.el に追記します。
(defun insert-current-time ()
    "Insert the current time"
    (interactive "*")
    (insert (current-time-string)))
    (global-set-key "\C-xt" 'insert-current-time)
Mew の設定
■以下の記述を、~/.emacs.el および ~/.xemacs.el に追記します。
[参照] kh02-02.06[Mewのインストール]
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;; Mew 1.94  -  Messaging in the Emacs World
;;   メールリーダー Mew
;;   M-x mew で起動します
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
(autoload 'mew "mew" nil t) <=== この部分は記述されています。
(autoload 'mew-send "mew" nil t)
(setq mew-mail-domain-list '("jb3.so-net.ne.jp")) <== ISP のメールサーバ
(autoload 'mew-user-agent-compose "mew" nil t)
(if (boundp 'mail-user-agent)
    (setq mail-user-agent
'mew-user-agent))
(if (fboundp 'define-mail-user-agent)
    (define-mail-user-agent
      'mew-user-agent
      'mew-user-agent-compose
      'mew-draft-send-letter
      'mew-draft-kill
      'mew-send-hook))
■~/.im/Config ファイルを作成します。
Laser5 Linux 6.0 、Kondara MNU/Linux 1.1 で使ってきたファイルをそのまま ~/.im にコピーしました。サンプルは、/usr/doc/im-140/dot.im/Config にあります。
編集方法は、kh02-02.06[Mewのインストール] を参照してください。

proftpd の設定(2001.04.21 追記)
/etc/inetd.conf で
#ftp  stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.proftpd -l -a を
ftp  stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.proftpd
に変更します。次いで、
/etc/proftpd.conf で
ServerType    inetd
とします。これで、inetd 経由で proftpd が使えます。

■[参考]
[vine-users:031715]
[vine-users:033228]

起動時の USB エラーメッセージ対策(2001.04.21 追記)
私のマシンでは、起動時の USB 認識で、OHCI usb の認識に失敗したというメッセージが出ます。USB 機器は使っていませんので、起動時の USB認識を不作用にするよう設定しました。
/etc/lilo.conf に append="usb=off" を追記します。以下、具体例です。
image=/boot/vmlinuz-2.2.17-0vl10
  label=vine
  initrd=/boot/initrd-2.2.17-0vl10.img
  read-only
  root=/dev/hda5
  append="hdd=ide-scsi usb=off"

cdrecord & xcdroast のインストール(2001.04.22 追記)
Vine Linux2.1(FTP版) には、cdrecord と xcdroast が含まれていません。
cdrecord-1.9-0vl3.i386.rpm
VinePlus からダウンロードできます。今回は、Linux Magazine 2001/5月号付録の CD-ROM からインストールしました。
# rpm -ivh cdrecord-1.9-0vl3.i386.rpm
xcdroast-0.98alpha8-1.src.rpm
http://www.xcdroast.org からダウンロードできます。
# rpm --rebuild xcdroast-0.98alpha8-1.src.rpm
# cd /usr/src/redhat/RPMS/i386
# rpm -ivh --nodeps xcdroast-0.98alpha8-1.i386.rpm
■[注]
--nodeps オプションを使わないと、cdrecord-mkisofs,cdrecord-cdda2wav が無いというエラーメッセージが出て、インストールできません。

[参考]
Linux奮戦記 http://member.nifty.ne.jp/shinobar/linux/cdrw.html
kh07-02[cdrecord 使用方法]
kh07-03[X-CD-Roast]

ネットワークの設定(2001.06.16 追記)
ネットワークの設定は、kh08-01[ネットワークの構築] 記載の方法で構築できますが、今回、IP Masquerading と IP Forwarding を別の方法で行いました。

■IP マスカレードモジュールのロード
/etc/rc.d/rc.local
/sbin/modprobe ip_masq_ftp
/sbin/modprobe ip_masq_raudio
/sbin/modprobe ip_masq_irc
/sbin/modprobe ip_masq_cuseeme
/sbin/modprobe ip_masq_quake
/sbin/modprobe ip_masq_vdolive

■IP マスカレーディングの設定
/etc/rc.d/rc.local
ipchains -P forward DENY
ipchains -A forward -s 192.168.1.0/24 -d 0.0.0.0/0 -j MASQ

■IP フォワーディングの設定
□/etc/rc.d/rc.local
echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward
[注]
Vine Linux 2.1 の場合、記述しなくても問題ないのですが、一般的には IP フォワーディングを有効にするのに必用な設定です。

□/etc/sysctl.conf
net.ipv4.ip_forward = 1
[注]
Vine Linux 2.1 で必要な設定です。

□/etc/sysconfig/network
FORWARD_IPV4="yes"
[注]
一般的に必要な設定です。

ppp のインストール(2001.04.22 追記)
Vine Linux2.1(FTP版) には、ppp が含まれていません。PPP Server(リモートアクセスサーバーを構築するには、 ppp が必要ですので、 Vine 2.0(日経 Linux 2000/8月号付録の CD-ROM FTP 版)から、ppp-2.3.10-3.i386.rpm をインストールしました。
# rpm -ivh ppp-2.3.10-3.i386.rpm
[参考]
kh05-02[PPP Server構築]

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[ide-scsi エミュレーション]

追記:2001年03月11日

ATAPI CD-RW を CD-RW として使用するには、ide-scsi エミュレーションが必要ですが、今までは、カーネルの再構築を行って ide-scsi エミュレーションを有効にしていました。
参考:kh07-01[Kondara MNU/Linux 2000]
今回、[vine-users:031997] を参考に、モジュールの組み込みによって ide-scsi エミュレーションを有効にできることが判ったので、記述します。
動作を確認したディストリビューションは、以下の通りです。
Kondara MNU/Linux 1.1
Vine Linux 2.1

機器構成
CD-ROM:IDE ATAPI 2.6(セカンダリー/マスター:/dev/hdc)
CD-RW :RICOH MP7040A(バルク) ATAPI接続(セカンダリー/スレーブ:/dev/hdd)

■/etc/fstab

/dev/cdrom   /mnt/cdrom   iso9660  user,noauto,ro  0 0
/dev/cdrom1  /mnt/cdrom1  iso9660  user,noauto,ro  0 0
■/etc/lilo.conf
append="hdd=ide-scsi" の記述を追記します。

□例
boot=/dev/hda
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=100
default=linux
image=/boot/vmlinuz-2.2.14-5k4
  label=linux
  initrd=/boot/initrd-2.2.14-5k4.img
  read-only
  root=/dev/hda4
  append="hdd=ide-scsi"
other=/dev/hda1
 label=dos

■以下を実行します
# /sbin/lilo
# cd /dev
# rm cdrom1
# ln -s scd0 cdrom1

■デスクトップアイコン作成
$ ln -s /mnt/cdrom  /home/USER_NAME/.gnome-desktop/CDROM
$ ln -s /mnt/cdrom1 /home/USER_NAME/.gnome-desktop/CDROM1
参考:kh06-06[Kondara MNU/Linux1.1]

■ユーザー権限でデバイスのイジェクトを可能にする
/etc/group の disk(group) に USER_NAMEを追加します。
disk:x:6:root,USER_NAME

■再起動後、以下を実行します
# insmod ide-scsi

■[追記](2001.03.11)
Linux 起動のたびに、# insmod ide-scsi を実行するのも面倒なので、起動スクリプトを記述することにしました。/etc/rc.d/rc.local の最後に、以下の記述を追加します。
/sbin/insmod ide-scsi

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