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江州音頭とPA

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項目

gp01-01 [はじめに]
gp01-02 [鳴り物・PA機器紹介]
gp01-03 [PA用パワーアンプ追加]
gp01-04 [江州音頭練習会リハーサルと本番]
gp01-05 [音圧レベル(dB)と距離・必要パワーの関係]
gp01-06 [PA機材の追加]
gp01-07 [江州音頭の採譜とピアノ演奏]

 

[はじめに]

作成:2010年06月26日

1月以来、ホームページのあちこちに江州音頭を始めたことを書いているのですが、早いものですでに6ヶ月になりました。まだ新米にもかかわらず、草津市の宿場祭り、琵琶湖グランドホテルで開催されたカラオケ大会、琵琶湖ホテルで開催された「びわこフォーラム」などに出演し、音頭を取らせていただきました。琵琶湖グランドホテルでのカラオケ大会では、すばらしい PA装置がセットされ、200人ほど入る大ホールで大変気持ちよく唄えました(カラオケ自慢の聴衆の方達がどのように聴かれたかは知るよしもなく、本人の自己満足ではあるのですが)。

江州音頭を習い始めた動機ですが、もともと歌や音楽は好きな方で、なにか習い事でもはじめようかと考えていたところ、たまたま大津江州音頭保存会のホームページを見つけたのがきっかけです。滋賀県江州音頭普及会 には、各地の江州音頭保存会をはじめとして江州音頭の団体が105団体も登録されています(2010年06月26日現在)。江州音頭は実に地元に根を張った滋賀県が誇ることのできる地域・伝統文化と言えます。私が住んでいる街(4百戸若の町内)でも地蔵盆には夏祭りが行われ、最後には必ず江州音頭が踊られます。

江州音頭を習い始めて、まず目標を考えました。今年の夏の盆踊りにはどこかの櫓に立って音頭を取ること。できれば、自分の住む町内で江州音頭(唄)の同志をつのり、音頭と踊りのチームを結成して、夏祭りの江州音頭を任せてもらうことです。で、3月ごろにそのことを町内の草取りボランティアのメンバーにそれとなく話したところ、数名の方が賛同してくださり、早速音頭の練習を始めました。現在は私を含めて6人のメンバーがいます。とても今年の夏までに音頭を覚えるのは無理かと思っていたのですが、皆さん練習熱心で、5月からは毎週1回練習しています。7月には踊りの練習会を開き、音頭取りのリハーサルを兼ねて実演で踊ってもらう計画をしています。

さて、町内の江州音頭取りチームが結成できたのはいいのですが、やっぱり道具がないといけません。一気に道具を揃えるのも決断が着きかねたのですが、結局必要なものは揃えるしかないのですね。小出しに買い足して、チャンチキ(摺り鉦)、拍子木、太鼓を揃えました。ここまでは必要最小限の物ですが、段々欲が出てきてしまいました。踊りの練習会の場所は100平方メートル程度の自治会館なのですが、音頭をいい音で聴いてもらうにはやっぱりそれなりの PA装置が必要です。マイク2本、マイクスタンド1本、ミキサー、ケーブル類など、もうここまで来たら思い切りよく揃えるしかないです。

パワーアンプは、ホームオーディオ用のプリメインアンプ(DENON PMA-1500AE)を流用。PAスピーカーはこれもホームオーディオに使っている JRX115改を使うことにしました。というかスピーカーは元々 PA用ですから本来の使い方です(過大入力防止のランプをカットしたり、バスレフへの改造はしていますが)。100平方メートル程度の広さならこれでも十分だと考えました。昨年の忘年会の実績もありますから。。。。

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[鳴り物・PA機器紹介]

作成:2010年06月26日

ということで、鳴り物と PA機器をちょっと自慢げに紹介します。

チャンチキ・拍子木写真  

摺り鉦のことをチャンチキというのですね。三波春夫の「チャンチキおけさ」を思い出しました。「小皿たたいてチャンチキおけさ」という歌詞ですね。祭り囃子では大抵使われる楽器です。江州音頭では、その名の通り「チャン、チキ、チン、チン」と鳴らしますが、「チキ、チン、チン」は叩くのではなく皿の底を摺るようにして鳴らします。

拍子木は、メトロノームと同じで基本のテンポを取ります。江州音頭は二拍子なので、基本は最初の拍子だけを「カーン、カーン」と叩くだけですが、色々な叩き方があるようです。材質は花梨(かりん)でできています。

 
太鼓・マイク写真  

太鼓も江州音頭では必須の鳴り物です。私が習っている保存会では平太鼓が使われていますが(持ち運びが楽というのが大きな理由)、胴の長い宮太鼓や、径の大きな平太鼓の方がもちろんいいのでしょうね。太鼓はサイズが大きくなると極端に高価になるので、1尺4寸(約42Cm)ぐらいが懐具合からいって限界です。胴はくり貫き(一本の木をくり貫いたもの)で材質は「タモ材」です。北海道や樺太、朝鮮、中国などに生える木で重硬な材料です。太鼓の胴材としては、その他にケヤキや花梨などがあります。集成材を使った胴もありますが、音質、耐久性ではくり貫きが良いようです。
皮の張り方:写真の太鼓は耳無しですが、耳有りの張り方もあります。民謡などには耳有りが使われるそうですが、高価なので諦めました。

マイクは、極々スタンダードな SURE SM58S を選びました。娘がたまたま SM58 を持っていた(二十歳前、バンドでボーカルをやっていた)ので、これを頂戴して二本揃いました。一本は音頭取り用、もう一本は囃子(掛け声)用です。

マイクスタンドは標準ブームタイプのこれまたスタンダード、K&M 21020 です。通常ならマイクスタンドは必要ないのですが、音頭チームのメンバーは音頭を覚えるのが精一杯で未だ太鼓が叩けません。私が音頭を取る時は、自分で太鼓を叩くしかないので、当面はどうしても必要なのです。このマイクスタンドは結構がっしりしていて安定感があります。マイクホルダーは、K&M MH1 です。比較的柔軟なゴム製なので取り付け、取り外しも楽で、しっかりホールドします。

 
ミキサー写真   どの機種にするか一番悩んだのがこれ、ミキサーです。チャンネル数や機能に欲を出したらきりがありません。コンプレッサーやエフェクターが必須機能かどうかも何分経験がないので判りません。しかし、琵琶湖グランドホテルでのカラオケ大会の音を思い出すと、やっぱりコンプレッサーもエフェクターも欲しくなります。予算としてはできれば1万円前後で抑えたかったのですが、コンプレッサーとエフェクター付きで安そうなのはこれしかないと、思い切りました。

YAMAHA MG82CX です。マイク2本はコンプレッサーが掛けられます。エフェクターは、ホールリバーブ、小部屋リバーブ、プレートリバーブ、カラオケエコー、ボーカルエコーなどが付いていて調整も素人には易しそうです。
パワーアンプへの出力端子が TRSフォーン(インピーダンスバランス)で、パワーアンプ側が RCA(アンバランス)入力なので、うまく使えるか心配したのですが、TSフォーン(アンバランス)→RCA(アンバランス)変換ジャックで問題ないようです( サウンドハウス の店員さんに直接教えてもらいました)。

その他の機材

ケーブル
マイクケーブルは サウンドハウス の CLASSIC PRO MIX100(XLRオス→XLRメス) 10m x 2本
スピーカーケーブルは、CANARE 4S6 を20m購入し、手持ちの L型スピコン NEUTRIK NL4FRX をつないで 10m x 2本を自作しました。

パワーアンプ
プリメインアンプ DENON PMA-1500AE は、プリとパワーアンプがパワーダイレクトスイッチで切り離し出来ます。入力は RCA(アンバランス)なので、ミキサー出力側に TSフォーン(アンバランス)→RCA(アンバランス)変換ジャック HOSA GPR101 を使って RCAケーブルで接続しました。出力は 70W(8Ω) x 2、100平方メール程度の広さなら問題ないでしょう。

スピーカー
JRX115改(ランプカット、バスレフ化、Fostex FT96H 追加)は、音のバランスも良いし、高域もあまり刺激的でなく綺麗に出ます。パワーアンプ見合いで、高出力でなければかなりグッドな音になるはずです。

補足

なにはともあれ、機材の準備はほぼ OK です。ミキサーの使い方もかなり勉強して、コンプレッサーの効き具合、ハウリングの限界なども一応実験してみました。エフェクターはプレートリバーブがよさそうです(独特の響きがいいです)が、ボーカルエコーも使えそうです(こちらの方は声質がそのままで少しエコーがかかります)。
あとは、一番大事な音頭と鳴り物がうまく演奏できるかどうかにかかってきそうですね。みんなで、がんばろう !! オオーー !!

参考

YAMAHA MG82CX の取り扱い説明書が大変参考になりました。バランス・アンバランスの解説、イコライザー、リバーブ、コンプレッサーなどの機能と使い方が解説されています。
  ・http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/mg82cx_ja_om.pdf

PA 全般で参考になったサイト
  ・音響機器の使い方〜プロPA屋はこうやっている〜
  ・アンプラPA講座:PA講座
  ・4S6スピーカケーブルのストリップ - 音響・映像・電気設備が好き - Yahoo!ブログ
  ・8の字巻き(演劇の舞台音響)
  ・ミキサーの使い方講座
  ・ボーカルの音作り

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[PA用パワーアンプ追加]

作成:2010年07月15日
追記:2010年07月16日

その後ネット情報を色々漁っていたら、気になる情報がありました。PA では想定以上に機器への負荷が過酷な条件となることがあるようで、オーディオ用アンプを PA に使用するのはどうもアンプを壊す可能性が高いようです。もしそんなことで DENON PMA-1500AE(パワー部)が壊れるようなことになると、ちとまずいですね。。。。 やっぱり PA用パワーアンプが必要かな。。。。 うーん、しかしまた出費がかさみます。

安くてそこそこのパワーのアンプはないものかしらんとサウンドハウスを物色。せっかく購入するなら、200W(8Ω) x 2 程度のものにしたいですね。YAMAHA P2500S が信頼感もあってちょうど良いのですが、ふところと相談すると決断がつきかねるところです。品質の不安は若干あるけれど、そんなに評判が悪くない CLASSIC PRO CP600 か CP800 あたりがなんとか購入可能な機種として絞られました。CP800 の方が少しパワーがあって、リミッターも搭載されているので、ややこちらに心が動きましたが、ここは費用を節約することの方が大事と、CP600 に決定。

パワーアンプ写真  

CP600 は、1Uサイズで驚く薄さですが、重さは約12Kg とずっしり重く、どことなく頼もしい感じです。面構えも結構高級感があって、まずは合格ですね。

で、早速マイクでのテストと、iPod でのクラシック、ジャズなどの音楽ソースを何曲かテストしてみました。音のバランスは DENON PMA-1500AE(パワー部使用)に比べても特に違和感がなく、すっきりした綺麗な音で、高音、低音とも不満はありません。

次に DENON PMA-1500AE(プリメイン使用)で音楽を聴き直すと、高音はこちらの方が繊細なようですが、MG82CX + CP600 の方は高音が荒れることもなく、低音はむしろしっかり出ているように感じました。

MG82CX + CP600 は、オーディオにも十分使えますね。価格から言ったらこちらの方が安上がりで、PA にも使えるわけですから、知っていたら DENON PMA-1500AE を買わずに、初めからこれを選択していたかもしれません。

後は、本番の PA環境(江州音頭/約100平方メートルの部屋)でどれだけの力を見せてくれるか楽しみです。

[2010.07.16 追記]

と、一安心してテストの後片付けをやっていて気づいたのですが、CP600 の天板をよく見るとなんと固定ネジが2本付いていないではありませんか。性能には関係なさそうなのでまあよいとしても、やっぱり。。。。という気がしました。ちゃんと検査した製品ならまず考えられないようなミスですね。ホームセンターで同じネジを探してみましたが見つかりません。しかたなく、上からは見えない底板の固定ネジを2本抜いて、天板の方に使いました。まあ、初期不良がなかっただけでも良しとしなければ。。。。送り返すほどの欠陥でもないし値段が値段だけに、この程度の手抜きならしかたないと諦めました。

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[江州音頭練習会リハーサルと本番]

作成:2010年07月23日
追記:2010年07月25日

7月20日に音頭のリハーサルを行いました。リハーサル開始の1時間前に機材を会場に運び込み、計画通りに機材配置と結線を完了、いよいよ音出しです。メインスピーカーからの出音はまず OK。ちなみに、メインスピーカーのスーパーツイーター(Fostex FT96H)は耐入力が低いので安全のためにはずしてしまいました。

会場備え付けのオーディオテクニカの簡易PAをモニター用に使うため、ミキサーのモニターアウトをライン接続、ところが音が出ません。ラインケーブルのフォンコネクター結線をチェックしようと、メインとモニター出力のレベルをゼロにしてコネクターを抜いたら、メインスピーカーからバシーンとびっくりするような音が出ました。やってしまいましたね。スピーカーが飛んでいたらどうしようとおそるおそるメインのレベルを上げて再度出音、異常なく音が出たのでともかくよかったです。

ミキサーの出力コネクターを抜くときは、パワーアンプのアッテネータをゼロにして スイッチを切るのが鉄則であることを思い知らされました。よく調べたら音が出ない原因はミキサーのモニター出力切り替えスイッチが入っていなかったからでした。お粗末様。。。。なにはともあれ、機械を壊さなかったのはラッキーでした。

コンプレッサーの掛け具合、プレートリバーブの掛け具合も想定通りで OK。マイクの上手な使い方もメンバーに説明して、音頭のリハーサルは無事終了しました。

7月22日、本番です。約30名が約100平方メートルの会場に入りました。メイン出力とリバーブのリターンをほんの少し上げました。1回目の音頭と踊りで約12分、少し休憩して2回目の音頭と踊りで約13分、音頭取りは5人が入れ替わり立ち代わりなので、緊張はしても疲れませんが、踊り手は若干疲れ気味でしたね。

終わってからの反響は、大変グッドでした。生の音頭はやっぱり迫力が違うようです。音頭取りも、踊り手もみなさん大変ご満悦で練習会を終えることができました。これなら、本番の夏祭りもばっちりいけそうですね。成功、成功。。。。

ところで私ですが、PA のコントロールはもちろん、太鼓もたたき、音頭取りがリズムや文句を間違えそうだと注意のサインを送り、自分が音頭を取るときはもちろん太鼓もたたきながらですから、結構大奮闘でした。

その後気が付いたのですが、パワーアンプ CP600 の背面にある ステレオ出力/ブリッジ出力の切り替えスイッチが、押してもロックされずブリッジ出力が使えないことが判明。これって完全に初期不良ですね。ネジが無いのは未だ許されますが、これは許容不可です。早速送り返して、新品と交換をお願いしました。どうも、はずれの方にあたったみたいです。

[2010.07.25 追記]

CLASSIC PRO CP600 のステレオ出力/ブリッジ出力の切り替えスイッチ不良は、どうも私の思い違いだったようです。このスイッチ、不用意に押さないようにするため、ボールペンの先などの細いもので深く押し込まないと入らないみたいです。何のことは無い、返ってきた品を試してみたら、ちゃんとスイッチが入りました。マニュアルにはそこまで細かく書かれていないので、素人にはちょっと判りにくいですね。お粗末様でした。2本のネジはちゃんと付けて送り返してくれたので、まあおあいこですかね。。。。

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[音圧レベル(dB)と距離・必要パワーの関係]

作成:2010年08月14日

100平方メートル程度の室内なら CLASSIC PRO CP600(200W x 2) で十分 PA の使用に耐えることは判ったのですが、屋外でどの程度の広さ(距離)まで使用可能なのかちょっと気になります。というのも、せっかく購入した PAセットなので、今後屋外でも活用できるのであれば、利用価値がぐんと高くなります。そこで、音圧レベル(dB)と距離、アンプに必要なパワーをシミュレーションしてみました。なにしろ素人考えのことですので、根本がまちがっているかもしれませんが、まあおおまかな目安になるのではないかと、整理してみました。「それはちがうぞ」という事があったら是非教えていただけると幸いです。音圧レベル(dB) は、以下のように定義されます。

音圧レベル(dB) = 10*LOG10(音のエネルギー比)

JRX115 の能率は 98dB/1W at 1m です。つまり、1W のエネルギーを投入したとき、1m の距離で 98dB の音圧レベルが得られます。98dB という音圧レベルは具体的にはどの程度の音かというと、dBデシベルの話し 音の大きさ によれば、「100dB:電車が通るときのガードの下」、「90dB:犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央)」とあるので、98dB は相当に大きな音ですね。江州音頭をやるには、聞き手に 90dB 程度の音でいいのではないかと想像します。

まずは、98dB/1W at 1m を基準に距離と必要なパワーを計算してみます。音のエネルギーは伝播距離の2乗に反比例し、投入パワーの音への変換効率はパワーによって変わらない(音のエネルギーは投入パワーに比例する)と仮定すると、D(m) 離れた場所では、音のエネルギーは 1/D^2(Dの2乗) になるので、

音圧レベル(dB) = 98+10*LOG10(1/D^2)

となります。例えば 10m 離れた場所では、音圧レベル(dB) = 98+10*LOG10(1/10^2) で、78dB となります。一方、アンプからの投入パワーを P(W) にすると発生する音のエネルギーは P倍ですから、

音圧レベル(dB) = 98+10*LOG10(P)

となります。例えば 100W のパワーを投入すると 音圧レベル(dB) = 98+10*LOG10(100) で、118dB となります。距離と投入パワーの両方を加味すると、音圧レベル(dB) は以下のようになります。

音圧レベル(dB) = 98+10*LOG10(P/D^2)

音圧レベル 98dB を維持する距離と投入パワーの関係は
98(dB) = 98+10*LOG10(P/D^2)
P/D^2 = 1 すなわち P = D^2 となります。
すなわち、距離(m)の 2乗に相当するパワー(W) が必要ということでね。

CLASSIC PRO CP600 は1チャンネル当たり 200W ですから、約14m(必要パワー 196W) が限界です。安全係数を 0.5 とすると 約10m(必要パワー 100W) くらいが実用範囲かもしれません。まあ、これは試さないと判らないですが。。。。

では次に音圧レベル 90dB を維持する距離と投入パワーの関係を計算してみます。
基準の音圧レベル 98dB に対して 必要音圧は 90dB ですから、これを上の式に当てはめると以下のようになります。
90(dB) = 98+10*LOG10(P/D^2)
10^(-8/10) = P/D^2 すなわち P = 0.16*D^2 となります。
1m なら 0.16W、10m なら 16W、20m なら 63W、35m で 194W ですから、これが限界ですね。安全係数を 0.5 とすると 約25m(必要パワー 99W) くらいが実用範囲かもしれません。これも試してみてのはなしですが。。。。 ちなみに 100W のパワーを投入した場合、

音圧レベル(dB) = 98+10*LOG10(100/D^2)

ですから、1m で 118dB、5m で 104dB、10m で 98dB、15m で 94dB、20m で 92dB、25m で 90dB になります。

江州音頭で聞き手に必要な音圧レベル(dB)がはっきりとはしていないですが、90〜98dB の間とすれば、実用的な到達距離は 10m〜25m くらいなのでしょうかね。まあ 20m 以内くらいが無難な範囲かもしれません。とはいえ、20m も音が飛べば上等ですね。本当かしら。。。。

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[PA機材の追加]

作成:2010年10月14日
更新:2016年06月30日

このところホームページの更新が滞っています。この夏の猛暑は尋常ではなかったですね。この暑さの中で部屋にこもってコンピューターをさわる気になどとてもなれなかったのです。秋になってもそれが尾を引いたのか、更新の意欲が起こらず今日までほったらかしとなってしまいました。

と、まあ言い訳をして。。。。 ちょっと時間が経ってしまって、とっくに賞味期限が過ぎているのですが、この夏の町内の夏祭りでは我が江州音頭チームが堂々の町内デビューを果たしました。音頭を取った旦那方の奥様達はみんな旦那がチョンボしないか心配そうに見守っていたようで、そのお陰か大チョンボもなく、無事口演できました。評判は上々、来年も間違いなく最後の締めを我が江州音頭チームがやることになるでしょう。。。。と、期待しています。 

PA は業者が準備したので私の機材の出番はなかったのですが、太鼓の音がマイクなしでは音が小さいのが気になりました。とりあえずは思いっきり叩きましたが、太鼓の胴を強く叩くのが繰り返されると損傷が心配です。やっぱり太鼓用のマイクも必要ですね。ということで、またぞろ PA機材の物色を楽しみながら追加してしまいました。屋外での使用を考えるとスピーカースタンドも必要だし。。。。 現時点での機材とケーブル類を下の表にまとめました。まあ、素人PAのおもちゃ箱リストですね。

とはいえこの構成で、音源としては音頭用マイク2本、太鼓用マイク1本が使えて(CDプレーヤー、iPod も使用可能です) 、巾10m程度の舞台での PA が可能です。パワーアンプの出力が若干不安ですが、それは試してからの事としましょう。この10月下旬に某所の秋のフェスタで試すことになっています。結果は乞うご期待ですね。ではでは。。。。 またご報告することにします。

[2011.08.11 追記]
この夏、屋外での江州音頭の音響をやることになりました。そこで、思い切りよくパワーアンプを増強しました。ClassicPro の CP1200 です。出力は 450W x 2(8Ω) あるので、一応は屋外会場でもいけるはずです。ケーブル類も余裕をみて長めに延長ケーブルを準備。本当は、スピーカーも追加で2台欲しいところですが、置き場所、運搬、資金などを考えると、下の表の機材が限界です。これ以上の機材が必要なイベントは、単独ではやらないという方針にしました。

[2011.08.16 追記]
8月14日、浜大津明日都(あすと)2F屋外広場にて、大津市民夏祭りを開催しました。滋賀県下のいろいろな江州音頭団体から30名以上の音頭取りが参加して、午後3時半から夜8時まで延々4時間に及ぶ総踊り大会となりました。一般市民の方の踊り参加は今ひとつのところもありましたが、参加者は大いに盛り上がった大会となりました。そして私の音響セットが初めての屋外デビューを果たしたイベントとなりました。会場の広さは凡そ300〜400平方メートル程度、周囲の高い建物からの反響があるとは言え、音が歪むこともなく十分な音質と音量が確保でき、何のトラブルもなかったので、音響としては大成功でした。せっかくだからと PC を使ってデジタル録音もやってしまいました。素人レベルの各種機材ですが、炎熱の夏の暑さの中でもなんとか持ちこたえてくれて、これで一応我が音響セットの能力が確認でき、次からのイベント活用に自信を深めた次第です。

[2012.04.19 追記]
4月29日、「草津宿場祭り」で二か所の音響を引き受けることになりました。貰ったPAスピーカー SHARP STUDIO300 CP-K300 を加えると何とかいけるかもと、安易に引き受けたのですが、CDやらカセットテープ、MD 等の音源対応も考えると、ちょっと機材を追加しないといけない羽目になった次第です。こんな機材まで PA に使うのかというものもありますが、以下手持ちの機材リストです。

[2012.06.07 追記]
今頃になって4月29日の「草津宿場祭り」の結果を書くのは、間がはずれているのですが、二つ失敗をやってしまいました。ひとつはせっかく貰ったSHARP STUDIO300 CP-K300 というスピーカーを見事に飛ばしてしまいました。始めは調子よく音が出ていたのに、何かの拍子で飛んだみたいです(オペレーションは別の人がやっていたので、状況は不明です)。私は草津駅前の方の音響を担当し、オペレーションは無難に終わったのですが、江州音頭になって自分の番で文句が完全に飛んでしまいました。集中力が切れたのか、自分の修行の足りなさ故なのでどうしようもありません。精進するのみですね。ということで飛んだお話二題です。

その後、5月19日、20日と二日間に渡って三井寺の千団子祭りのイベントに参加。こちらも音響をフルで担当、そしてもちろん江州音頭もとりましたが、今度は音頭の失敗は許されないと、かなり集中したのでなんとか事無きを得ました。またこのイベントに合わせてワイヤレス・ヘッドセットマイクを準備、さらにこれから夏場にかけてのイベントに合わせ、モニター用SPとして CLASSIC PRO の CSP10 を追加、PA機材もこれでかなり充実したものになりました。CSP10 は、今部屋で鳴らしているのですが、1万円を切るスピーカーとは思えないほど良く鳴っています。これ、普通のオーディオに使ってもかなり使えるスピーカーだと思います。超買い得な SP であったとほくそ笑んでいるところです。ということで、本番での使用が楽しみですね。

[2013.02.05 追記]
その後、メインスピーカー JRX115改 に替えて、ELECTRO-VOICE ZX4 を導入。また、パワーアンプ・スピーカーの保護、ハウリング防止のために 31BAND GEQ として BEHRINGER DEQ1024 を導入しました。

[2013.05.24 追記]
カラオケ用の音源・ビデオと画像モニター、関連ケーブル類を追加しました。

[2013.07.21 追記]
ボーカルモニター用にパワードスピーカー CLASSIC PRO CSP10P を追加しました

[2014.01.15 追記]
ミキサーのチャンネル数アップとルーティング機能強化のために、BHERINGER XENYX X1204USB と DI100(DIRECT BOX) を追加しました。

[2014.04.26 追記]
バンドの PA(マイク4本、DI3本使用)でミキサー周りの配線がゴチャゴチャしてきたので、8Chマルチケーブル(10m)を導入しました。(有)デジコムのオーダーメイド品ですが、XLRメス・オスとも50cmの先バラにしています。ケーブルはカナレの MR202-8AT を使用。これで 10m 8本分のバランス伝送がまかなえ、超コンパクト、価値ある1本です。

[2014.05.27 追記]
BEHRINGER のミキサーにはどうしても一抹の不安があり、やはり信頼性のあるミキサーが必要と思い、SOUNDCRAFT EFX8 の導入を決断しました。8Chマルチケーブルとセットですっきりした機材構成になりました。

[2014.06.03 追記]
オーディオ機器の PHONE出力をライン入力した時のトラブルを防ぐために ハムノイズ減衰器 BEHRINGER HD400 MicroHD を導入しました。

[2014.07.24 追記]
コンプレッサー/リミッターとして、4CH仕様の BHERINGER MDX4600 を導入しました。

[2014.11.15 追記]
メインスピーカー用のパワーアンプとして、より信頼性の高い YAMAHA P5000S を追加しました。今まで使っていた CP1200 は予備用に格下げです。

[2015.11.25 追記]
2.4GHz帯ワイヤレスマイクセット(AUDIO TECHNICA ATW-1102)を追加しました。

[2016.06.30 追記]
CLASSIC PRO のパワーアンプ、CP600 と CP1200 を処分しました。未だ十分使える状態でしたが、QSC PLX1104 と YAMAHA P5000S の信頼性と軽量性を考えれば、もう使うことはなくなりました。。。

音響機材リスト 2015年11月25日現在
機材種類メーカー型式数量 備考
マイクボーカル用SURESM582 
ボーカル用SURESM58S1スイッチ付き
カラオケ用SATOLEXDM14N2スイッチ付き
楽器用SURESM571 
ワイヤレスヘッドセットシステムSURESVX14/PG302送信機:SVX1 受信機:SVX4 Mic:PG30
ワイヤレスラベリアマイクSUREPG185TQG1SVX1に接続
ワイヤレスハンドマイクSURESVX2/PG582SVX4対応
ワイヤレスハンドマイクセットAUDIO TECHNICAATW-110212.4GHz デジタル送信
マイクスタンドK&M210204標準ブーム型
マイクスタンドCLASSIC PROMSB/BLACK2標準ブーム型
音楽プレーヤー携帯音楽プレーヤーAPPLEiPod classic 80GB1 
携帯CDプレーヤーSONYWALKMAN D-NE2411 
携帯MDプレーヤーSHARPMD-DS551 
CDラジオカセットコーダSONYCFD-S051 
カラオケ用機材音源・ビデオMEDIACOMTKR301J1500曲内蔵、64音ポリフォニックMIDI
映像モニター(DVDプレーヤー)GAUDIGHV-PDV100K1演者用(10インチ、AV入力有り)
映像モニター(DVDプレーヤー)ZOXDS-PT761BK1オペレータ用(7インチ、AV入力有り)
ミキサー・GEQ
DI・他
12Ch ミキサーSOUNDCRAFTEFX81Mono8, Line(LR)2, Ret(LR)1,
Effect, Aux2
8Ch ミキサーYAMAHAMG82CX1Mono4, Comp2, Line(LR)1, Ret(LR)1,
Effect, Aux1
8Ch ミキサーBEHRINGERXENYX X1204USB1Mono4, Comp4, Line(LR)2, Ret(LR)2,
Effect, Aux2, Alt(LR)1
31BAND GEQBEHRINGERDEQ10241GEQ、LIMITER、Feedback Destroyer
4Ch COMPRESSOR/LIMITERBEHRINGERMDX46001COMPRESSOR、LIMITER
DIRECT BOXBEHRINGERDI1004<Active Type> In:TS, XLR(UBL)
Out:Through(TS), XLR(BL) ATTN:-20dB, -40dB
ノイズゲートBEHRINGERHD400 MicroHD2パッシブ、トランス式
出力インピーダンス 600Ω
DelayLine(簡易FBD・Comp付)BEHRINGERSHARK FBQ1001DelayLine として使用
パワーアンプメインスピーカー用YAMAHAP5000S1500W(8Ω) x 2Ch
サブスピーカー用QSCPLX11041325W(8Ω) x 2Ch
スピーカーメインスピーカーELECTRO-VOICEZX4215インチ、許容入力(PG):800W
サブスピーカーCLASSIC PROCSP10210インチ、許容入力(PG):500W
パワードスピーカーCLASSIC PROCSX10P110インチ、550W(RMS)
CLASSIC PROCSP10P110インチ、150W
スピーカースタンドK&M214602メインSP用
スピーカースタンドCLASSIC PROSPS3サブSP用
ヘッドフォンモニター用SONYMDR-750613mカールコード付
マイクケーブルXLRメス−XLRオスCLASSIC PROMIX100 10m7
XLRメス−XLRオスCLASSIC PROMIX050 5m8延長用
XLRメス−XLRオス 8Chマルチデジコムオーダー品 10m1ミキサー入力用
ラインケーブル
(バランス)
TRSフォンオス−TRSフォンオスCLASSIC PROCSS015 1.5m4
TRSフォンオス−TRSフォンオス(2)HOSACYS103 1.5m1TRSフォンYケーブル
TRSフォンオス−XLRオスCLASSIC PROCXS015 1.5m4
TRSフォンオス−XLRオス自作10m1TRS出力→PwdSP用
XLRメス−XLRオスCLASSIC PROCXX015 1.5m6
XLRメス−XLRオスCANAREL4E6S 33m3XLRコネクタ取付、遠隔PwdSP用
XLRメス−TRSオス自作1m2XLRオス出し→TRSオス出し変換
ラインケーブル
(アンバランス)
TSフォンオス−XLRオスCLASSIC PROCXP015 1.5m1アンバランス→XLR接続用
TSフォンオス−TSフォンオスCLASSIC PROCPP015 1.5m4
TSフォンオス−RCAsoオス自作1m2RCA側シールドカット
TSフォンオス−TSフォンオスCLASSIC PROCPP050 5m2楽器→DI
TSフォンオス−RCAオスCLASSIC PRODPR050 5m2デュアルケーブルを分離(楽器→DI)
RCAオス−RCAオス----0.7〜1.5m6 
RCAオス−RCAオスCANAREDRC10-F3 10m1カラオケビデオ→DVDモニター 同軸
RCAオス−RCAオスCANAREDRC05-F3 5m1カラオケビデオ→DVDモニター延長用
STフォンオス−STフォンメスHOSAHPE325 7.5m1STフォンケーブル延長用
STフォンオス−TSフォンオス(2)HOSASTP201 1m6インサートケーブル
STフォンオス−TSフォンオス(2)HOSASTP202 2m1STフォン−TSフォン(LR)変換
ミニSTオス−TSフォンオス(LR)AUDIO TECHNICAATL462A/1.5 1.5m1 iPod, CDP→ミキサー
ミニSTオス−RCAオス(LR)AUDIO TECHNICAATL461A/1.5 1.5m2 iPod, CDP→ミキサー
RCA(LRV)−ミニAVオス----1.5m2カラオケビデオ→DVDモニター
RCAオス−RCAメス(2)HOSAYRA104 15cm2RCA分岐用
RCAオス(LR)−STフォンメスHOSAYPR257 15cm1RCA(LR)メス出し→STフォンメス出し変換
変換プラグRCAメス=TSフォンオスHOSAGPR1018RCAオス→TSフォンオス変換
RCAメス=RCAメスCLASSIC PROARR2116RCAオス→メス変換
ミニSTオス=STフォンメスAUDIO TECHNICAAT519CS1ミニSTメス→STフォンメス変換
STフォンオス=ミニSTメスCLASSIC PROASN2211STフォンメス→ミニSTメス変換
XLRメス=XLRメスCLASSIC PROAXX2113XLRオス→メス変換
XLRメス=TRSオスCLASSIC PROAXS2122XLRオス→TRSフォンオス変換
XLRオス=XLRオスCLASSIC PROAXX2223XLRメス→オス変換
XLRメス=TRSメスCLASSIC PROAXP2111XLRオス→TRSフォンメス変換
スピーカーケーブルスピコン−スピコンCANARE4S6 10m2スピコン取付
スピコン−スピコンCANARE4S6 20m4スピコン取付
スピコン−スピコンCLASSIC PROSKK10B 10m2 
裸端子−スピコンCLASSIC PROSKK03B 30cm2SKK03Bをカット
スピコン中継アダプタNEUTRIKNL4MMX6SPケーブル延長用
録音機材PCMレコーダーTASCAMDR07-MK1 
パソコン
録音ソフト
TOSHIBA
ONKYO
DynaBook
DigiOnSound5 L.E.
1OS:Windows7 / HDD:400GB
USB DIGITAL AUDIO PROCESSORONKYOWAVIO SE-U33GXV1 
電源ケーブル3口タップ付----10m215A(VCT 2.0mmSQ)
タップなし----10m112A(VCTF 1.25mmSQ)
3口タップ付----5m115A(VFF)
6口タップ付----3m115A(VFF)
5口タップ付SANWA SUPPLY700-TP1052DW 2m115A(VFF)(消費電力表示機能付)
3口タップ付----0.3m115A(VFF)
3口タップ--------2薄型
2口タップ--------1角型

[2014.06.03]
現在のところ、SOUNDCRAFT EFX8 をメインミキサーに、YAMAHA MG82CX または BEHRINGER X1204USB をサブミキサーにして、メインSP(LR)、サブSP(LR)、PwdSP(2) という構成の PAシステムになっています。機材の配線図は、こちら を参照してください。

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[江州音頭の採譜とピアノ演奏]

作成:2011年04月15日
更新:2014年08月20日

この記事を最初に書いたのは江州音頭を習い始めて約1年4ヶ月、少し音頭が取れるようになってきた時ですが、習い始めて解る江州音頭の難しさはいくつかあります。先ず、節の取り方。先生(師匠)の声は微妙な発声と音程のため、なかなかその音が取れません。繰り返し繰り返し聞いて、段々と似た発声と音程を習得するしかないのです。次は文句を覚えること。通常一つの演題で10分前後の語りになります。その文句を一節毎に、節の取り方と一緒に覚えなければなりません。そして、10分前後に及ぶ音頭のリズムを正確に保つ必要があります。でないと、音頭に合わせて踊ることができなくなり、踊りの輪は一瞬にして白けてしまう結果となります。節と文句とリズムが基本要素である点は、一般の歌と同じなのは当たり前といえば当たり前のことなのですが。。。。

江州音頭の節は、基本となるものが9種類程ありますが、同じ節でも文句によって微妙に節も変化します。微妙な変化があるということは、どれが標準なのかということも曖昧なわけです。そしてさらに複雑なのは、音頭取りによって微妙な差以上のバリエーションが多数存在します。こうなると本当にどれが標準なのか全く判らなくなります。結局は、先生が取る音頭が標準とならざるを得ないのです。江州音頭を覚えるということは、徹底的に先生の音頭を真似るということに尽きるようです。

で、江州音頭を始めてみて、なんとかこれを楽譜にできないかと思っていました。標準になる節がないのに楽譜にできるのかという問題はありますが、どれかを仮に標準として楽譜にすれば、バリエーションも容易に楽譜に表すことができます。長い間そのことを思っていたのですが、最近何気なくリコーダで旋律を吹いてみたところ、すらすらと音が採れることに気付きました。ハ長調(イ短調)で音を採ると、江州音頭はレで始まりミで終わるのですね。これって長調なのか、短調なのか。。。。 基調はどうも短調っぽい(ドレミソラ五音階の日本音階)ですが、長調と短調が混在したような旋律のように思います。そこで早速採譜してみました。

ところが、平均律7音階(半音12音階)ではどうしても採れない音が一箇所ありました。楽譜を参照して頂きたいのですが、「これだけたこォでェ」という文句の「でェ」の音です。この音はドとラの中間(おそらくシとラの中間)あたりの音ですが、この音を探すため、4分音、6分音、8分音、16分音までサイン波で音を作って試しましたが、未だにその音に行き当たっていません。仕方なく、特に不自然でもないので「でェ」は「ドラ」の音にしています。

楽譜ファイルとピアノ(シンセサイザー音)演奏ファイルへのリンクを以下に示しました。ダウンロードして参照・試聴してみてください。なおテンポは、Allegro 132拍/分 にしています。おおよそ標準的な江州音頭のテンポだと思います。キーは各自の音域に合せてください。

利用上の注意 [2011.09.18 追記]
本来、江州音頭を楽譜にすることはできません。西洋音階や日本音階では表現できない音が存在します。更に、細かい音の「揺り」や母音の強調、「押し(音の末尾の強調)」など、歌唱上の技術を楽譜上に表現することはほとんど無理があります。しかし、骨格となる音とリズムを正確に楽譜にすることは、初心者が江州音頭を習得する上で大変有益であると考え、あえて採譜してみました。この楽譜はあくまでも江州音頭の骨格部分であって、それに血肉が加わらないと本当の江州音頭ではないことを十分理解して頂き、活用してください。

2014.08.20 楽譜、ピアノ演奏とも最新のファイルに更新しました。

月暦
江州音頭<月暦>(変ロ長調/ホ短調)楽譜 (PDF / 75KB)
江州音頭<月暦>(変ロ長調/ホ短調)ピアノ(シンセサイザー)演奏 (MP3 / 6,524KB)

道中伊勢音頭
江州音頭の催しや目出度い宴席などで、最後の締めによく歌われるのが「道中伊勢音頭」の一節です。お目出度い気分と、それでいてどこか哀調のあるメロディーがとても魅力的で採譜してみましたが、その後少し採譜が違うようなので改訂しました。

江州音頭<道中伊勢音頭>(変ロ長調/ト短調)楽譜 (PDF / 45KB)
江州音頭<道中伊勢音頭>(変ロ長調/ト短調)ピアノ(シンセサイザー)演奏 (MP3 / 2,731KB)

江州音頭基本の節
初心者練習用の<月暦>には、基本の基本の節が 8種類程入っていますが、その他にも基本の節が何種類もあります。これらを加えて 23種類の基本の節を採譜してみました。ついでに、節名毎のピアノ(シンセサイザー)演奏(MP3ファイル)を作成したので追加掲載しました。

江州音頭<基本の節>(変ロ長調/ト短調)楽譜 (PDF / 72KB)
江州音頭<基本の節>(変ロ長調/ト短調)ピアノ(シンセサイザー)演奏 (MP3 / 6,278KB)

節名別ピアノ(シンセサイザー)演奏 (MP3)
囃し
一の節
二の節
三の節
四の節
五の節
本祭文
二祭文
半祭文
イカリ
ウレイ
ナゲキ
ナゲキ裏
グレ
グレ返し
四つ間
二上り
繰上二祭文
貝落とし
送り
半貝落とし
半貝

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